2015/04/29

HP 3488A 2nd

HP 3488A Switch/Control Unit
今年に入ってから、Hewlett-Packardに、ハマっています。7台目です。
実は、3488A は、都合3台購入していますが、1台は、完全な部品取りになってしまい
台数のカウントには、算入していません。

HP 3488A 1号機
44470A 10-Channel Multiplexer Module ==> 1st,2nd,3rd
44471A 10-Channel General Purpose Relay Module ==> 4th,5th

2 コ1 ならぬ 3 コ1 で 1号機は、
すべてのスロットにリレーボードがささっています。

このリレーは、本体のキーボードもしくは、GP-IB経由のEXECL VBAでON-OFFが出来ます。

44470A 10-Channel Multiplexer Module は、HI&LOWの2接点リレーが10chある。
1箇所の出口(もしくは入口)に対して10箇所まで接続できる。

44471A 10-Channel General Purpose Relay Module  は、10個のA接点リレーの
コントロールが出来ます。

これ以上の説明は難しいので、
http://cp.literature.agilent.com/litweb/pdf/03488-90401.pdf
を読んでください。

結局、何をさせるのかと言うと、
2015/04/21
「アンプのクロストーク特性を測定するためのワークベンチを思いつきました。」
http://daikunomokichi.blogspot.jp/2015/04/blog-post.html

なのです。

ラックの中段に1号機、机上に2号機。

2015/04/25

3機種で直流電圧測定の比較

今年に入ってから、Hewlett-Packardに、ハマっています。6台目です。
Hewlett-Packar 6633A
50V 2A GP-IBプログラム電源(ジャン測)を送料込\2,000-で購入。
( 1995年頃の製造らしい。 )

http://www.keysight.com/main/techSupport.jspx?pid=6633A:epsg:pro&nid=-536900193.536900282&pageMode=OV&lc=jpn&cc=JP

を直流電源ソースに、3台の D.M.M. で同時測定。
(6633Aの出力端子から4線式でR6871Eに接続。後は送り配線。)

HP 6633A
Hewlett-Packard 3478A 2nd
Hewlett-Packard 3478A 1st
ADVANTEST R6871E

0.19V <=> 193.085 <=> 193.100 <=> 193.0900
1.9V <=> 1.90742 <=> 1.91742 <=> 1907.380
3V <=> 3.0079 <=> 3.0078 <=> 3.00788
19V <=> 19.0364 <=> 19.0360 <=> 19.03626
30V <=> 30.050 <=> 30.049 <=> 30.0498
50V <=> 50.096 <=> 50.094 <=> 50.0968

水色文字は、不安定な桁文字。

HPのジャン測は素晴らしい。



HP 6633A
HP 6632A
HP 3332B

全てジャン測です。

2015/04/24

GP-IBに挑戦 Act.6 ( まとめ 運用編 )

EXECLからGP-IB経由で測定器を動かす事をいろいろ行なってきたが

Hewlett-Packard 3478A
ADVANTEST R6871E
Panasonic VP-7723A

の3台の測定器で、「自動での交流電圧測定」の比較を行ったが気づいた点がある。

ここで問題になるのが、確度と精度である。
「正確度と精度」をウキペディアで調べると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E7%A2%BA%E5%BA%A6%E3%81%A8%E7%B2%BE%E5%BA%A6

確度とは、その値が「真値」にどれだけ近い値なのか。
精度とは、測定の結果のバラつき。再現性。

他人と比べることがない場合、たとえば「趣味の世界」であるならば、
「確度」は、たいして意味を持たない。
しかし、精度はできるだけ高くなる様にしなければならない。
測定するたびに、値が異なるようでは、なにをしているのかわからなくなる。

D.M.M. 測定のポイントは「レンジ」である。
同じ電圧値でも、「レンジ」によって、現れる数字が違ってくる。

3機種のレンジをまとめると
=======
Hewlett-Packard 3478A
303.099mV ==> [R-1]
3.03099V ==> [R0]
30.3099V ==> [R1]
=======
ADVANTEST R6871E
199.999mV ==> [R3]
1999.99mV ==> [R4]
19.9999V ==> [R5]
======
Panasonic VP-7723A
316mV ==> [MD2.4]
3.16V ==> [MD2.3]
31.6V ==> [MD2.2]
---
100Hz 以下 SLOW [RS2]
上記以外 FAST[RS1]
=======

寸評
Hewlett-Packard 3478A
30.3099Vレンジは使用しない。
300kHzまでは、抜群の性能。

ADVANTEST R6871E
測定した各レンジで、+0.3~-1.5dBに収まっている。
各レンジの95%で使用すると良い。
1MHzまでF特に使用可能。

Panasonic VP-7723A
31.6Vレンジは、高域の落ち込みが早い。
300kHzまでの使用を推薦。


ソースはHP 3325B
GP-IB EXECL VBA
DMMの各レンジは、固定して使用。

20Hz~1MHz 63ステップ(3機種ほぼ同時測定) 約7分

基準となる1kHzは、スタートとエンドの計3回測定。
「測定精度」を確認した。
1.0VRMS 測定時 HP 3478A (4.5桁)
'+1.00110E+0   19:57:29
'+1.00130E+0   19:58:41
'+1.00170E+0   20:03:25








2015/04/21

ワークベンチ vol.1

アンプのクロストーク特性を測定するためのワークベンチを思いつきました。


2015/04/19

3機種で交流電圧測定の比較

EXECLからGP-IB経由で測定器を動かす事をいろいろ行なってきたが

Hewlett-Packard 3478A
ADVANTEST R6871E
Panasonic VP-7723A

の3台の測定器で、交流電圧測定の比較を行った。

ソースは、HP 3325B 正弦波 1.0VRMS

前面のBNC出力端子で4分岐し、50Ωと各測定器3台を並列に接続。

EXECLのVBAでコマンドボタンを作り、131ステップを約17分掛けて自動測定した。
( 1ステップ(3台ほぼ同時測定)約8秒弱。 )

20Hz未満は、数値がふらつき、精度が悪い。

2枚と3枚目の画像を見比べていただくとわかるが、2枚目はかなり誇張してある。

一言ずつ感想を

### HP3478Aの2号機

11Hz~360kHz +-0.15dB
15Hz~350kHz +-0.10dB

すばらしいです。DACの測定に良い。

### ADVAN R6871E

10Hz~3MHz +-0.3dB

F特性の測定に大活躍の予感

### Pana VP7723A

10Hz~530kHz +-1dB

ぺるけ師匠のウエブサイト
http://www.op316.com/tubes/tips/b520.htm
ベージの再下段に
「Panasonic VPシリーズなら500kHzくらいまでの測定が可能です。」
記述がありましたが、その通りの結果が出ています。

7723Aの良いところは、交流微小電圧が計れるところです。
入力端子に50Ω終端抵抗器でショートさせると0.0035mVと表示。
LPF 80kHzを入れると0.0015mVと表示します。
( 3478A1号機入力端子短絡で0.248mVです。)

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今回の機材はすべて「ジャン側」を使用しています。
データの信用性は、ないものと考えてください。
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2015/04/15

HP 3478A Multimeter 2nd

今年に入ってから、Hewlett-Packardに、ハマっています。5台目です。
HP 3478A Multimeter の 2号機です。

シリアル番は、*2911A64##3*である。

1号機のシリアル番号と数字は似ている。だが数は大きい。 
2号機の方が新しいみたいだ。
プリント配線板のリビジョンも1号機
03478-66501 REV F に対して
2号機は、
03478-66511 REV A  だ。

内部部品のICには、 90## の表示が多い。

09-9113
USA MADE

というシールが基板に貼ってある。

1991年13週 (3月頃) の製造の可能性大。

外部ケースは汚く、ホコリが染み付いているような感じ。
内部もススけているような感じ。

HP 3325B でAC 1.0VRMS を出力。
20Hz~600kHz を測定し、2台を比較したら、2号機の方が高域が伸びていた。

2号機 ⇔ 1号機 ⇔ R6871Eで測定値比較。(同時接続)
ソースは、DCV = HP 6632A  ACV = HP 3325Bを使用

DC 20.0V
20.0021V ⇔ 20.0016V ⇔ 20.0017V

DC 3.0V
2.99721V ⇔ 2.99720V ⇔ 2.99721V

DC 1.0V
0.99761V ⇔ 0.99762V ⇔ 0.99762V

AC 400Hz 3.0VRMS (4.1/2桁)表示が安定しないので、分解能を下げた。
2.9722V ⇔ 2.9715V ⇔ 2.9699V
2.9659V ⇔ 2.9655V ⇔ 2.9650V (単独で測定)

20年以上前の測定器なのに結果は良好で「ビックリ」です。
恐るべし、「ジャン測」


脚付き
部品全てがくすんでいる。
電線が硬い。
右上にシール

09-9113
USA MADE
文字が読めるよう
写真を加工しています。
DC 3V を計測。
左2号機、右1号機。
2.99721V ⇔ 2.99720V
参考R6871E = 2.99721V
HP 3325B
AC 1.0VRMS
をDMM3台並列で接続し、
ほぼ同時に測定。
高域は、2号機の方が
伸びている。

2015/04/09

HP 3325B Synthesizer

今年に入ってから、Hewlett-Packardに、ハマっています。4台目です。
HP 3325B Synthesizer/Function Generator
GP-IBでコントロール可能なファンクションジェネレータです。

http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/11230.pdf

SRE.2847A111##0

というシールが貼ってあります。

ケースのフレームのアルミダイカストの刻印を見ると
1995[]*無し
1994[********]8個
1993[************]12個
から想像すると1994年9月頃の製造?。
また
IC には、94## の文字が多く見ることができ、
[ 9438 ] が1994年38週とすれば、1994年9月頃の製造と想像出来ます。
20年前のHP製であるなら、程度はすごく良いはずです。

内部も綺麗ですし、FAN回りもすごく綺麗です。

価格は、少し割高に感じましたが、お店の対応は迅速でしたし、梱包もきちんとされていました。
良い買い物が出来たと喜んでいます。

バッテリは、3.178VとDMM表示でしたので、「おかまいなし」とします。









2015/04/05

HP 3488A

今年に入ってから、Hewlett-Packardに、ハマっています。3台目です。

今回の「ポチ」は、3488Aという何をする機械なのかよく理解しないで購入しました。

購入のきっかけは、ケース足が欲しかった、それだけなのですが・・・。

いじってみると、[ SELF TEST OK ]が出ています。

もったいないので、電源&ケースとして使えないかなと頭の中を「グルグル」しています。

SRE.2719A22##5

というシールが貼ってあります。

IC には、90## の文字が多く見ることができ、
[ 9048 ] が1990年48週とすれば、1990年12月頃の製造と想像出来ます。