2015/04/19

3機種で交流電圧測定の比較

EXECLからGP-IB経由で測定器を動かす事をいろいろ行なってきたが

Hewlett-Packard 3478A
ADVANTEST R6871E
Panasonic VP-7723A

の3台の測定器で、交流電圧測定の比較を行った。

ソースは、HP 3325B 正弦波 1.0VRMS

前面のBNC出力端子で4分岐し、50Ωと各測定器3台を並列に接続。

EXECLのVBAでコマンドボタンを作り、131ステップを約17分掛けて自動測定した。
( 1ステップ(3台ほぼ同時測定)約8秒弱。 )

20Hz未満は、数値がふらつき、精度が悪い。

2枚と3枚目の画像を見比べていただくとわかるが、2枚目はかなり誇張してある。

一言ずつ感想を

### HP3478Aの2号機

11Hz~360kHz +-0.15dB
15Hz~350kHz +-0.10dB

すばらしいです。DACの測定に良い。

### ADVAN R6871E

10Hz~3MHz +-0.3dB

F特性の測定に大活躍の予感

### Pana VP7723A

10Hz~530kHz +-1dB

ぺるけ師匠のウエブサイト
http://www.op316.com/tubes/tips/b520.htm
ベージの再下段に
「Panasonic VPシリーズなら500kHzくらいまでの測定が可能です。」
記述がありましたが、その通りの結果が出ています。

7723Aの良いところは、交流微小電圧が計れるところです。
入力端子に50Ω終端抵抗器でショートさせると0.0035mVと表示。
LPF 80kHzを入れると0.0015mVと表示します。
( 3478A1号機入力端子短絡で0.248mVです。)

-----------------------------------------
今回の機材はすべて「ジャン側」を使用しています。
データの信用性は、ないものと考えてください。
-----------------------------------------







0 件のコメント:

コメントを投稿