2016/03/19

差動バランス型HP_AMPとUSB_DAC Act.9

差動バランス型HP_AMPの測定をするために、にわかつくりの簡易的な
冶具を使用してきたが、再現性を高めるため、ケースに入れた接続BOXを
製作した。ケースは、タカチ YM-150 W150×H40×D100 です。



残留雑音と歪率の測定を始めたら、
13V用のスイッチングレギュレータからの影響らしく、
残留雑音が、R-chに比べ、L-ch(中央寄りのユニット)の
方が高い状況になっています。

10Ωの抵抗器をショートさせると残留雑音は高くなり、
雑音の発生元は、KIC-053と判断。
LM350Tと入れ替えてみました。

左右のチャンネル差はなくなり、雑音量そのものも安定しました。
ただ、発熱は多いです。


0.0233mV

0.0486mV
しかも不安定。
KIC-053
LM350T
0.0232mV
0.0234mV
2016/03/20 追記
供給電圧を24Vから20Vに引き下げたら発熱が押さえられると思いつき
DACの56Ω抵抗器の値を下げたら、DACの残留雑音が上がってしまった。
アンプ内温度が上がると、雑音が下がるという妙な関連性が生まれている。
結局、供給電圧24Vに戻した。

なお、差動バランス型HP_AMPの駆動電圧は、16.07Vです。
(正13.61V、負-2.46V)

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