2017/12/27

LTspiceで学ぶ電子回路

電子回路を勉強するのならシミュレーションが良いとアドバイスを受けました。
早速、調達しました。
渋谷道雄著 「回路シミュレータLTspiceで学ぶ電子回路 第2版」
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274219672/

シロウトの私には難しいと思いますががんばって読みます。


2017/12/21

6BQ7A

半年前、
某オークションで古い6BQ7Aを10本ほど調達していましたが
それをすっかり忘れていました。
東芝5本
東芝1本
NEC1本
日立1本
その他2本
ためしに、中の構造が似ている日立1本と無名1本を選択し
6DJ8(7DJ8)全段差動PP アンプに差してました。
http://daikunomokichi.blogspot.jp/search/label/7Dj8
普通に音が出ました。


2017/12/19

FET差動バッファ式USB DAC(2回目の改造)

3年前、インダクタ使用のローパスフィルターに改造した。
少し前、このインタクダの配置で高域のクロストークが
改善出来るというレポートが掲示板に上がった。

UX生さんのレポート
http://web1.kcn.jp/tube/6DJ8USBDAC.html
ぺるけさんのレポート
http://www.op316.com/tubes/lpcd/inductor-mount.htm

前回の改造
http://daikunomokichi.blogspot.jp/2014/10/fetusb-dac222.html

改造前と改造後を比較してみた。
マランツタイプも測定した。

FET DAC 改造前
500Hzから20kHzの中高域がLの影響を受けている。
FET DAC 改造後
200Hzから20kHzの中高域が大幅に改善された。
Type MARANT2
300Hzから20kHzの中高域は-82dbで一定。

ソース側は、VT-121。
漏れ側は、VT-125。
をアナログ計を目で見て記録。



オペアンプ TL08シリーズ


TIのサイトによると、TL08シリーズは、

The TL08xx JFET-input operational amplifier family is designed to offer a wider selection than any previously developed operational amplifier family. Each of these JFET-input operational amplifiers incorporates well-matched, high-voltage JFET and bipolar transistors in a monolithic integrated circuit. The devices feature high slew rates, low input bias and offset currents, and low offset-voltage temperature coefficient.

と書かれている。さらに

TL07x series are low-noise versions of TL08x series amplifiers

とあり、TL07xは、TL08x seriesのローノイズ版。

JRCのデータシートによると、

NJM072は、他社の072と互換性がある。
NJM072は、NJM072BよりAC特性をアップさせており
ボルテージフォロワアプリケーションにおいて発振する場合がある。
NJM082も同様である。

とあり、NJM072Bは、NJM072の安定版。

結論は、性能を比較すると
NJM072>NJM072B>NJM082>NJM082B
になる。
OPAMPの差し替えによる音の違いは、私には判断できないと思う。

2017/12/17

クロスシャントプッシュプル CSPP act.17

7月から製作していたEL84/6BQ5  CSPPは、昨日抵抗器を2本交換し、
FIXしました。
測定を行いましたが、上出来の結果となっています。
↓概要と測定結果
https://daikunomokichi.blogspot.jp/2017/12/cspp-act15.html

パワーアンプの聞き比べをしました。
ソースは、iTunesで徳永英明さんのVOCALIST3から「たそがれマイ・ラブ」。
スピーカは、パイオニアHPM-100。

1] 5881/6L6GC 全段差動 PP
2] EL34/6CA7 全段差動 PP
3] EL84/6BQ5 クロスシャント PP

の3台です。

ボーカルの声が1番響いたのは、EL84 CSPP でした。
5881及び12AX7-Aが各4本づつあるので
次回作も、CSPPで行いたいなと思います。
休止中アンプを1台処分して資金調達しようと画策しています。)

聞き比べの後、大好きな松たか子さんが出演した
NHK『SONGS』(12/16放送)のビデオを
DIGA → EL84 CSPP → HPM-100 で聴きました。
良かっ~たナ・・・。

ちなみに通常、
プラズマTVの音声は、古いYAMAHA系の7.5chサラウンドで再生しています。
散らかし放題のマイルームで、お恥ずかしい限りです。


ぺるけ式FET DAC (アマガエル2.2mH)。
巷では、クロストークが話題になっていますが
まったく考慮していない「造り」になっています。


2017/12/13

クロスシャントプッシュプル CSPP act.16

中古の12AX7-Aを4本調達した。
ヒータAC点火で50Hz残留雑音が大きく、
管によってバラついていたので比較用に使用する予定だった。
その後、DC点火に変更したため、予備球になった。


2017/12/10

クロスシャントプッシュプル CSPP act.15

初めて、クロスシャントプッシュプル アンプ 製作に挑戦しました。 
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参考にさせていただいた製作例
Tannoyistさん作 6BQ5アンプ
http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/ASTR20/6BQ5_ASTR20.htm
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EL84 / 6BQ5 CSPP
JRC NJM082BD +  ELECTRO-HARMONIX 12AX7EH + ELECTRO-HARMONIX EL84EH

動作点は266V,38mAです。
(商用電源電圧101V)

電源トランスは、220V DC190mA。
PMC-190SH
http://noguchi-trans.co.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=112_247&products_id=4965

出力トランスは、8kΩ(180mA 2本分)。
染谷電子、レイヤー巻き(バイフィラー巻き、2kΩ × 2。)
ASTR-20S
http://www.someyadenshi.co.jp/HP/sites/default/files/tmp/ASTR20N.pdf

チョークコイル(左右1個づつ。)
東栄変成器、1.0H/0.15A/DCR27Ω。
CH-1150
http://www1.tcn-catv.ne.jp/toei-trans7arc-net/CH-1150.html

測定結果(12/17)

 L-ch  R-ch
周波数特性 5.0W(8Ω負荷)
 10Hz(-1.0dB)~90kHz(-3dB)
出力 8Ω負荷
(1kHz 歪率1%) 
 9.0W
裸利得  27.52倍(28.79dB)    27.23倍(28.70dB)   
総合利得  7.86倍(17.91dB)
負帰還量 10.88dB 10.79dB
残留雑音(入力短絡)
(TRIO VT-125 FLAT)
 50uV48uV

クロストーク特性測定 (8.04W時)
両チャンネルとも、
15Hz~ 4kHzで-97dB以上。
 4kHz~20kHzで-82dB以上。
20kHz~110kHzで-60db以上。


アンプの写真(12/18 再度掲載)







アンプの回路図(12/16 再度掲載)



測定グラフ(12/17 再度掲載)





2017/12/08

クロスシャントプッシュプル CSPP act.14

12AX7のみDC点火で仮稼動してみたら0.06mVまで落ちました。


ヒータ回路からの残留雑音発生は、
想定外の事だったので、狭いシャーシの中のどこに
DC点火回路を押し込むのか苦労しましたし、
ヤッツケ仕事でかっこよくありません。

ACヒータ回路から12AX7を切り離し、配線で使用していたAWG20を
ジョイントし再利用する。
DCヒータ整流回路は左右独立(片ch当り6.3V0.3A)とし、
AWG22で配線を増設しました。

ヘッドホンで注意深く聴いても残留雑音を感じ取れないレベルです。
小さな音量でも、すっきりかっちり再生していて
ヘッドホン専用アンプでも十分活用できる性能だと感じました。

めのさんの「ものつくりの掲示板」
http://8314.teacup.com/fumio/bbs
で先輩の方々からご指導いただき良いアンプが出来たと
たいへん喜んでいます。
この場をお借りし感謝申し上げます。
ありがとうございました。
この後時間を作って、測定に入りたいと思います。





12AX7のDC点火整流回路付近。

12AX7のDC点火整流回路付近。
0.68+0.68 → 2.2Ω に変更しました。
回路図(12/09現在)



追伸 12/09 撮影し直し。







2017/12/07

クロスシャントプッシュプル CSPP act.13

手元にある4本の12AX7の残留雑音を表にまとめまてみした。
NFBはAWG22でツイストしSP端子からOP-AMP基盤に配線。
ショートピンで切り替えています。
0.25mVなら今の私の実力かもしれません。
結論
残留雑音大は、「12AX7の不良」
と言う事にします。(勝手な言い分ですが・・・。)



回路図 (12/07時点)


左チャンネルのみヒーターを外部電源装置に繋ぎ、
DC点火で実験しました。
6mV → 0.050mV に低下しました。
ヒータ回路はEL84&12AX7の共通での実験でしたが
12AX7のみDC点火でも残留雑音低下の効果が期待できそうです。



2017/12/04

クロスシャントプッシュプル CSPP act.12

7月から製作を始めた、EL84 / 6BQ5 CSPP  がようやく音が出るまでになりました。




トラブルは幾つかありました。
大きいものから3点。
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1]電解コンデンサ不良
アルミボディに使用電圧が100%出ていて感電しました。約300V。
(外被がちりめん状態。)
2]出力トランスの接続で0Ω端子と8Ω(5k)端子の色分けを勘違い。
出力が小。負帰還がうまくかからない。
3]EL84のPlateとGrid No.2のクロス配線で、ビニル線が長過ぎて、
裏蓋を閉めると残留雑音が大。
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出力トランスは交換しやすいよう、上面でラグ板中継しています。
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しばらくは聴いて落ち着いたら測定に入ります。