2017/03/26

Tung-Sol 6SN7GTB + EL34B

以前作成した、
5881 / 6L6GC ぺるけ式全段差動プッシュプル真空管アンプ
http://daikinomokichi.seesaa.net/

(ダミー負荷は、8.2Ωです。本来は6Ω4k+4kなので5.4k+5.4kに変わるはず。)
動作確認の意味でEL34を差してみました。
Tung-Sol  6SN7GTB + EL34B
動作点は
316.5V,48.5mA,-21.5V
でEL34の効率的な動作点からは、かけ離れていますが
見た目は、スマートでカッコ良く感じています。
Tung-Solの「5881」が欲しくなりました。

歪率特性をデータ取りしてみました。
右チャンネルの100Hzのプロットが気になるところです。

EL34を差したのは訳があります。
sovtek 6SN7GT+5881で
歪率特性をデータ取りしたところ左右チャンネルの結果に
差が生じてしまったからです。
原因が、管にあるのかアンプ本体にあるのかはっきりさせたかった。
また、残留雑音が安定しない症状も、合わせて出ていました。
残留雑音は、6SN7GT管固体の差が出ていたと思われ、
歪率の差は、5881管固体の差が出ていると思われます。

右グラフは、Lchの特性です。管にAB:CDと名前を付け、
差し替えて測定してみました。
(6通りの組み合わせ)



なお、正直私の駄耳ではしっかり聞き分けられる程の
音の差は感じられません。

EL34専用にするなら電流を増した回路に変更した方が
良い結果が出るような気がします。

屋根裏工作室

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