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2019/01/20

R6552T-RとR6552

以前
R6552T-RとR6552のジャンク品を購入しました。

R6552T-Rは、動作は正常のようですがディスプレイが暗い。蛍光表示管の寿命です。
R6552は、不動品ということで購入した。電源が入りましが動作は不安定です。

R6552T-Rの蛍光表示管を交換し、2個1個にしました。

基盤のチップが微妙に違いますが、品番は同じようなので移植開始。

プラスチックが弱っていて欠けてしまいましたが、何とか動いているみたいです。

R6552は、逝ってしまいました。(電源が入らず。)

R6552は、交流電圧測定で300kHzくらいまでOKです。
気に入っているテスタです。
1万円+αくらいでオークション取引されています。

http://www.adcmt.com/techinfo/product/end_of_sale/pdf/catalog_R6552_52L_52T_52T-R.pdf





01/21追記 1
R6552T-Rの直流電圧測定の4V付近は、OKのようです。
比較は 3487Aと1000円テスタ。

基準電圧ICは
LM-4040-N R4A 0.4096V +-0.1% (SOT-23)らしい。


01/21追記 2
R6552T-Rの4線式抵抗値測定の33Ω付近は、OKのようです。
比較は 3487Aの33.021Ω に対して 33.014Ω。


2015/07/05

ADVANTEST TR6150 その11

2週間くらい前、室温が23℃前後のころ、直流電圧調整を行った。
基準としたのは、ADVANTEST R6871E で
ADVANTEST TR6150 の電圧レンジを調整した。 その後、
ADVANTEST R6552
Hewlett-Packard 3478A-4
を調整。
ウチに来たD.M.M.で無調整は、
ADVANTEST R6871E
Hewlett-Packard 3478A-1
Hewlett-Packard 3478A-2
の3台。

今朝、午前0時30分から5時間かけて
5台のDMMで直流電圧測定の比較を行った。

室温は、約25℃であった。
ADVANTEST R6871E、TR6150の各機器は、4日前に電源投入。

残りの4台は、電源投入後約15秒後にりセット、その15秒後に測定を開始した。

ADVANTEST R6871E
ADVANTEST R6552
Hewlett-Packard 3478A-1
Hewlett-Packard 3478A-2
Hewlett-Packard 3478A-4

R6552、3478A-4の2台は、立ち上がり少し低めの値だったが、
30分後安定したと思われる。
5時間後、各DMMは、値は1~2デジット以内に収まっている。

アマチュアには、出来すぎにように思う。十二分。

Hewlett-Packard 3478A-3は、室内温度測定担当です。

2015/06/25

ADVANTEST TR6150 その10

タクトスイッチの感触が悪くなったので取り替えました。
オムロン形B3WN シール形タクタイルスイッチの長期保管品を入手。
下段についで、
変換カードの「上2段」用を作ってみました。

下段の時は、ドライでしたが、
今回は切削液を掛けながら、セミウエットで加工しました。


改修する基盤を外した。
タクタイルなスイッチは、オリジナルのままです。
(キートップは、外してあります。)
小さい基盤は、改修済みの下段。



両面に同じ加工。精度は、0.2mmくらいだろうか。

テープで、ハンダが広がるのを防ぐ。

絶縁抵抗を測定。

ハンダつけの順番を間違えるとやりにくくなる。

ブッシングで基盤を浮かせる。

これで、気兼ねなくスイッチを押すことができる。

2015/06/13

ADVANTEST TR6150 その9

先日、5月29日に
http://daikunomokichi.blogspot.jp/2015/05/advantest-tr6150-7.html
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タクトスイッチの感触が悪くなったので取り替えました。
オムロン形B3WN シール形タクタイルスイッチの長期保管品を入手。
配置、出っ張り方とももう一つ出来栄えがよくありません。
運用には、全く支障がないので良しとします。
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でしたが、
もう一つ気に入っていませんでした。そこで
なんとか改良の方法がないものかと思案し、
今回、変換カードなるものを作ってみました。

うまくいくかどうか・・・。

ちなみに、合板製CNCは、その名の通り合板で出来ています。

X軸、Y軸はスライドレールで、
Z軸は、木製の「引き出し」を縦にしたようなモノで
構成しています。金属製のもの比べたら、精度は全く出ていません。

手書きで「けひき」し、その後ボール盤で穴開け。
製図した「紙」を貼って、その後ボール盤で穴開け。

そのくらいの精度と同じか、少しマシだと思ってください。











2015/06/03

ADVANTEST R6552 その2

4台のDMMで交流電圧測定の比較を行った。

室温は、約24℃であった。
各機器は、電源投入30分後から
測定を開始した。

ADVANTEST R6871E
ADVANTEST R6552
Hewlett-Packard 3478A-1
Hewlett-Packard 3478A-2
Hewlett-Packard 3478A-3
の5台の測定器で、交流電圧測定の比較を行った。
4.5桁表示で統一しています。
R6871Eのみ2000mVレンジで、他は3Vレンジ固定です。
グラフは4台で表示しています。

ソースは、HP 3325B 正弦波 1.8VRMS

写真の通り、
ひどい配線で、VSWRは「そんなの関係ない。」(よしまこしおのギャグ)状態です。

EXCEL VBA で1ステップ約15秒です。111ステップで約29分。
TR5822 の電源投入を忘れていて、GP-IBの問い合わせに時間がかかった。
本来は約10秒の予定です。

ADVANTEST R6552のF特(とくに高域)がカタログの表と異なっています。
http://www.adcmt.com/techinfo/product/end_of_sale/pdf/catalog_R6552_52L_52T_52T-R.pdf
カタログでは、300kHz で-0.5db あたりのグラフ表示しています。
(電圧、レンジの表示がない。)

今回の3Vレンジの測定では、600kHzまでは実用の範囲内と判断できます。

驚いています。R6552の標準的な結果なのか、この個体特有の結果なのか
判断できません。

Hewlett-Packard 3478A-3 号機は、ほか2台とほぼ同じ結果でした。




追記 06/03

室温は、約25℃であった。
各機器は、電源投入45分後から測定を開始した。
4.5桁表示で統一しています。
R6871Eのみ20Vレンジで、他は3Vレンジ固定です。
グラフは4台で表示しています。

ソースは、HP 3325B 正弦波 2.8VRMS

EXCEL VBA で1ステップ約10秒です。111ステップで約19分。




室温は、約24℃であった。
各機器は、電源投入90分後から測定を開始した。
4.5桁表示で統一しています。
R6871Eのみ2000mVレンジで、他は300mVレンジ固定です。
グラフは4台で表示しています。

ソースは、HP 3325B 正弦波 0.28VRMS

EXCEL VBA で1ステップ約10秒です。111ステップで約19分。




室温は、約24℃であった。
各機器は、電源投入120分後から測定を開始した。
4.5桁表示で統一しています。
R6871Eのみ200mVレンジで、他は300mVレンジ固定です。
グラフは4台で表示しています。

ソースは、HP 3325B 正弦波 0.18VRMS

EXCEL VBA で1ステップ約10秒です。111ステップで約19分。


2015/06/01

ADVANTEST R6552


ADVANTEST R6552 を手に入れました。
4台目のHP 3478Aを物色していたのですが条件が合わず、そんな折
R6552 が数台まとめて売りだされていたので、つい衝動買いしてしまいました。

製造年代は、不明です。
ゴムキャプの表面の照りや、表示保護板の傷などを見る限り
外見の状態は良いものでした。

ADVANTEST TR6150 と R6871Eは、36時間通電後からの測定開始。

前日に、ADVANTEST R6552 と HP 3478A 3号機は、室温22℃の時、
校生・調整し、R6871Eと合わせました。

HP 3478A 3号機は、120分では、まだ安定するまでの時間が足らないみたいです。

写真は、測定終了からさらに2時間後の様子です。
R6871E [300004]
R6552   [300000]
3478A-1   [300002]
3478A-3   [300022]
と表示しています。

3478Aの2号機は、室内温度取得担当です。

2015/05/31

ADVANTEST TR6150 その8

ADVANTEST TR6150 性能というか、ウチのDMMの性能というか
基準電圧出力装置と電圧計の関係をグラフにしてみた。

温度は、ナショナルセミコンダクタ 高精度IC温度センサ LM60BIZ を
HP 3478A の3号機で測定。参考にアナログ温度計、デジタル温度計、Fluke 179で室温を見た。
変化量は、ほぼ同じだったので、温度センサの測定値をそのまま採用した。
スタートが3,000,000になる様にセットした。

ADVANTEST TR6150 と R6871Eは、24時間通電後からの測定開始。

3,000,040μV~3,000,050μVで推移し、時々30μVと60μVに行くという素晴らしい結果となった。

HP 3478Aの1号機2号機は、電源投入15分後には安定し、
その後測定値はR6871Eとほぼ平行に推移した。
これまた素晴らしい結果となった。

HP 3478Aの3号機は、これまでの経緯から性能がイマイチだったので、温度計に格下げ、

急遽ADVANTEST R6552 を代打に変えた。

ADVANTEST R6552は、2日前12時間通電後、室温23度だったので
校生・調整を行い、R6871Eと測定値を揃えておいた。

グラフから、安定するのに110分要し、
その後20~40μV上の位置で平行移動する結果となった。
25度の室温のせいなのかな・・・。

R6552も素晴らしい結果だとは思うが、2台のHPには僅差で負けている。

3号機の処遇が悩むところだ。

R6552については、あらためてレポートする予定だ。

2015/05/29

ADVANTEST TR6150 その7

T6150 の 電源コード を繋ぎ直しました。
アースは、線が短くて繋ぐ事ができず、黒白の2芯のみです。
弾性の接着材で固めました。


タクトスイッチの感触が悪くなったので取り替えました。
オムロン形B3WN シール形タクタイルスイッチの長期保管品を入手。
配置、出っ張り方とももう一つ出来栄えがよくありません。
運用には、全く支障がないので良しとします。







2015/05/24

ADVANTEST TR6150 その6

ADVANTEST TR6150 で基準となる電圧出力が可能となったので
HP 3478A 3号機を校生・調整した。
3時間後、1分毎の360回(6時間)測定を行った。
TR6150は通電24時間以上、各DMMは通電48時間以上とした。
開始は9時。測定した部屋は、南西に向いているので、だんだん室温が
上昇していく。

開始9時約21℃。終了15時約29℃だった。
R6871E は、2Vレンジ6.5桁。
3478A(DMM-L)2号機は、3Vレンジ5.5桁。
3478A(DMM-R)3号機は、3Vレンジ5.5桁。
3478A(DMM-C)1号機は、熱電対を2W抵抗測定し、開始時を
2,000,000ポイントとし、温度上昇に伴い減少する設定にした。
変化の率は、3号機と比較しやすい係数にした。

R6871E と 3478A(DMM-L)2号機は、平衡移動した関係。
調整・校生すれば、測定値は、ほぼ同じになるはず。

3号機は温度上昇に伴い、測定値は反比例して減少した。
熱電対の変化と連動しているかのようだ。

何かがおかしい。が何かは特定できない。廃棄処分または改造実験体に
するしかないのか?

「趣味の世界」さんのブログに
http://bal4u.dip.jp/hobby/archives/241
米National Semiconductor製精密基準電圧源 LM399Hを使用した
基準電圧発生装置の制作例があった。

約7V出力 と外観から [ U461 ]と似ている。

置換してみる価値がありそう?・・・。


1号機の内部写真
基盤REV.F(3号機と同じ)
左下の白い丸が[ U461 ]です。