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2015/03/03

F特性 Act.2

RC発振器は、KIKUSUI 417B
周波数は、ADVANTEST TR5822で読み取る。
AC電圧は、1kHz 1.00V 600Ω負荷(TRIO VT-121で計測)

HP 3478Aの計測だと1.033Vになったのでグラフでは、それを0dBとした。

測定の方法は、417Bの出力1kHz 1.00V 600Ω負荷をVT-121で計測し
出力を固定した。

10Hzから650kHzまで各測定周波数をTR-5822を見ながら手回しで動かし
マウスでクリック。各測定機器ごとに3回繰り返した。所要時間約45分。

WinXP PC と各測定器はGP-IBで接続されている。
測定機器と通信するのにEasyGPIB (木下清美氏) のコマンド群を利用。
EXECL2003のシートにVBAで測定値取得のコマンドボタンを作り、
取得したデータを整形、数値化した後、グラフにした。

測定にあたり、各機器は2時間前に電源を投入した。

黄色は、Panasonic VP-7723A
40Hz~110kHzで-0.2dBに納まっている。
クロストーク特性とひずみ率を計測する時に使用する予定だが、
この範囲での計測で行うのが無難だろう。

青色は、HP 3478A
20Hz~240kHzで-0.05dBに納まっている。
すばらしい。DACの測定時にピッタリである。

緑色は、ADVANTEST R6871E
10Hz~550kHzで-0.2dBに納まっている。
650kHzで-0.3dBなので
アンプのF特性の測定に使用することにする。
(1MHzまでは欲しいが我慢しよう。)

測定値で20Hz~30kHzまでは青と緑はほぼ一致している。
それに比べ黄色は少し高めでり、気持ちよく平衡移動している。

D.M.M.が1000mVの時、
VT-121は、970mVくらいをさしている。

RC発振器 KIKUSUI 417BのF特
10Hz~650kHz +-0dBと仮定しての話なので、
かなり無理があるが、所詮「趣味の世界」なのでこれで良しとする。



2015/02/26

F特性 Act.1

アンプの周波数特性を測定をやりたくて、その前準備として、
手持ち測定機器の観察を行うことにした。

RC発振器は、KIKUSUI 417B
AC電圧計は、TRIO VT-121
周波数は、ADVANTEST TR5822で読み取る。

製造から20~30年経過しているはずだ。

KIKUSUI 417Bは、周波数読み取りのため[TP6]から50Ωの
同軸ケーブルでTR-5822の[B]入力につなげてある。
(設計者が見たら「ダメよダメダメ」となるはずだが、利便性からこの改造に至った。
良しとする根拠は何もない。)

KIKUSUI 417B 説明書
http://www.kikusui.co.jp/kiku_manuals/NUMERIC/417B_J.pdf

VT-121の説明書は見つけられなかった。
替わりに
http://seyo.info/2015/ibrary/TRIO_vt-150.pdf

ADVANTEST TR5822 説明書
https://www.advantest.com/cs/groups/public/documents/document/mdaw/mday/~edisp/adv006175.pdf
http://seyo.info/2015/ibrary/ADVANTEST_tr582x_op_e.pdf

417Bの出力は、600Ω負荷1.0V ( 0dBV ) で観測。

10Hz -0.2dBV
15Hz -0.1dBV
40Hz 0dBV
60kHz 0dBV
150kHz +0.1dBV
300kHz 0dBV
650kHz -0.1dBV

という結果です。
1目盛 = 0.2dBV を 目視なので おおよそです。

グラフにするほど波を打っていません。
古い機器なのでどれほどの確度が出ているのかまったくわかりませんが
10Hz ~ 650kHz までフラットな信号が出ていて、そのACレベルもキチンと計れている。
という事にします。

なおVT-125は、
12Hz -0.2dBV
45Hz 0dBV
13kHz 0dBV
35kHz -0.2dBV
で思った以上に測定値に違いが出ています。

機器の特性なのか、手持ちVT-125の特性なのか定かではありません。



2014/12/17

KIKUSUI 7025

KIKUSUI 7025 DUAL TRACKING POWER SUPPLY
+30V 1A & -30V 1A

http://www.kikusui.co.jp/kiku_manuals/NUMERIC/7025_J.pdf

かなり古い(25~35年位前?)製品ですが、菊水電子工業には説明書がありました。
助かります。中古で約3K円(税と送料込)でした。
レトロ感の残すため、内部はエアーで埃を落とすだけにします。
前面パネルは、消毒用アルコールで拭きます。
マジックペンは、爪用ベンゼンと綿棒で薄くします。

自動車用の電球を2個つなげてみました。
正負4.0Vで、それぞれ約1A流れました。

12/18追記
トランスを固定している底板が変形し、電源トランスが右に傾いていましたので、
矯正しました。(落下させたのでは?)


2014/03/21

手に入れました。RC オシレータ

中古の菊水ORC11を手に入れました。
↓のと少し異なります。後の製造かもしれません。
https://www.kikusui.co.jp/catalog/pdf/files/2001/orc11.pdf
0.005%の歪み率が特徴。

いじってみると、粗調及び微調ツマミを回すとゴリゴリと引っかかり、多分
バーニャ機構の不具合と推察、なんとかならないかとバラしてみら、油分が固くなっていた。
そして
白いカップリングジョイントのセットスクリューねじ付近に亀裂が生じていて
使用不能になる寸前だった。

代わりの部品を探したが、運良く
アサ電子工業 フレキシブルカップリング UJ6-6を見つけた。
梅沢無線電機のネット通販で購入。
http://umezawa-sendai.shop-pro.jp/?pid=5384760

現物を見比べ、小生の見た目では、色違いの同等品と判断しました。

バーニャ機構は、オール金属と判断し、古い油分を取るため、
灯油の中で洗浄した。仕上げにパーツクリーナーで石油分を吹き飛ばした。
最後に、油分補給にリチウムグリスを注入した。

自己流でやっています。
間違いがあっても責任は持てませんのであしからず。





















TTL OUTからの出力を自作周波数カウンタに接続。
デジタル表示させています。
記憶にないくらい前に秋月キットで組み立てたもの。
TVアナログ放送コンポジット映像から基準発信を取り出す基盤を
追加してあります。今はTV放送されていないので使えません。

NTSCコンポジット映像からバースト信号を取り出し、
それに位相ロックした基準クロックを生成し、その精度はルビジウム発振器近い。

JAφPX 斉藤義明さんの解説は、↓。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ja2ol/4630khz-sub61.html



















菊水417B
歪み率では劣りますが、F特はこちらの方が良いみたいです。
以前からの使用している初代です。