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2020/12/25

Time Base Act.2

測定しました。

我が家の中古カウンターでの測定結果なので絶対的周波数の値は、
アテになりませんが 揺れズレは、ホボホボ合っているはず。

使用した、 カウンターは、
HP 5334B Universal Counter
https://daikunomokichi.blogspot.com/2015/09/hp-5334b-universal-counter-act4.html

基準発振器(タイムベース)は、
OCXO TOYOCOM TCO-6730C2
Temperature: +-2.5×10-8 ,0℃ to 65℃
Frequnency ading: +-2×10-10/day Max
https://www5.epsondevice.com/ja/information/discon/pdf/TCO-6730_E07X.pdf
https://daikunomokichi.blogspot.com/2015/10/blog-post_8.html
です。
周波数微調整の電圧の揺れは、 5.07490V~5.07510Vで収まっています。
ADVANTEST TR6150 R6871E で監視しています。
(HP3478A 併用)

なお 使用する機器の電源は3日以上通電しています。 室温は20度前後です。

結論から言いますと「くわTBは、素晴らしい」の一言です。
3分後に安定運転になります。

多回転半固定抵抗器を時計回りに90度回して
我が家のTBとホボ同じになるように調整した。

調整後の測定結果 測定60回中 表3]参照
F +1.0 000 000 001E+07 16回
F +1.0 000 000 002E+07 25回
F +1.0 000 000 003E+07 12回
F +1.0 000 000 004E+07 1回
平均値から
10MHzと0.002Hzということになる。

我が家のTBが正確で有るならばですが! 安定しているのは間違いないです。


左上から
くわTB、時計兼温度湿度計
5334B
5316B,3478A
3325B
写っていませんが
8657D
MT8820A、R6871E
TOYOCOM TCO-6730C2
TR6150
があります。
HP 5334B 本体は9桁表示ですが、GP-IBでデータ取得すると11桁表示になります。
https://daikunomokichi.blogspot.com/2015/08/blog-post_30.html
https://daikunomokichi.blogspot.com/2015/09/hp-5334b-universal-counter-act4.html

1]ゲートタイム1S
測定間隔15S
電源投入後3分
で安定しています。
戻り値
F   +9.999 999 92E+06
2]調整前
ゲートタイム10S
測定間隔60S測定回数60回
戻り値
F  +9.999 999 942E+06
3]調整後
ゲートタイム10S
測定間隔60S、測定回数60回
戻り値
F +1.0 000 000 002E+07
4]参考MT8820A
ゲートタイム10S
測定間隔60S、測定回数60回
戻り値
F +1.0 000 000 091E+07
5]参考HP8657D
ゲートタイム10S
測定間隔60S、測定回数60回
戻り値
F +1.0 000 000 129E+07
調整前
調整後
多回転半固定抵抗器を
時計回りに90度回転。


追記 12/26
くわTB 電源投入から24時間以上経過
 表3]の条件での再現(2回目)
測定結果 測定60回中
F +1.0 000 000 000E+07 18回
F +1.0 000 000 001E+07 31回
F +1.0 000 000 002E+07 11回
平均値から
10MHzと0.001Hzということになる。

表3]の条件での再現(3回目)時のEXCEL_DATA

2020/12/24

Time Base Act.1

先日、昔むかしアマチュア無線で遊んでいた頃のお友達が2人遊びに来ました。
御一方は、200Wで開局されていて、「FT8」で交信しているとのこと。
使用するパーソナルコンピュータの内部時計のズレを最小限にする必要が有るらしい。

FT8 って何?
その辺のお話は別の機会に、今回はタイムベースのお話です。

PCの内部時計のズレをGPSで補正の件で検索したら下記サイトが見つかりました。

ICT-Kuwa さんのサイトで下記の2つの記事を読む。

GPSでWindows10 時計合わせ

超高精度10MHz基準信号発振器の制作

そこらの周波数カウンターより高精度・高安定度です。
周波数カウンターの基準Clockとして使うのにも良いですね(^o^)
の記述を見つけ、頒布をお願いしました。
無線機で使用しないのにもかかわらず、
迅速な対応をしていただき、「くわ」様には感謝です。
手持ちの40年前購入の未使用ケースに収めました。
製作時間の省力化のため、BNCと電源の各ケーブルは直出としました。
アダプタやケーブルが無くならないので、それはそれで便利?です。


2015/10/11

TOYOCOM TCO-6730C2 Act.3

TOYOCOM TCO-6730C2

http://ndap3-net.ebz.epson.co.jp/w/www/PDFS/epdoc_qd.nsf/6462c9aac85e0f2149257074002d8d2d/14121a93b4edf2964925707c002e41b3/$FILE/TCO-6730_J07X.pdf

の実力を測る。の追試です。

室温約21℃です。

HP 5334B Universal Counter の設定などは前回と同じです。
前回、明記しませんでしたが、写真の通り、
100kHz FILTER ON
AC ON
です。
60秒毎の60回測定のグラフに、
30秒毎
15秒毎
12秒毎
のグラフを重ねました。

ゲートタイム10秒、データの交信で約2秒かかります。よって
12秒毎より早い測定サイクルはできませんでした。

30秒毎を最後に行いました。最左列に、測定時刻が秒単位で表示していますが、
次の列は、1/1000秒です。50/1000秒 つまり0.05秒以内の誤差で刻んでいるのが
わかるかと思います。

EXCEL + VBA
Timer関数をDouble型に変換して、1/1000秒を取得しています。










ゲートタイム 1S
測定間隔 5S
に変更して行いました。





2015/10/08

TOYOCOM TCO-6730C2 Act.2

TOYOCOM TCO-6730C2

https://www5.epsondevice.com/ja/information/discon/pdf/TCO-6730_E07X.pdf
の実力を測る。

といっても、
HP 5334B Universal Counter  は、9桁表示。

EXCEL + VBA & GP-IB で見えない2桁を拾う。

室温20℃

TOYOCOM TCO-6730C2
電源12Vは、HP 6632A から11.999Vで供給。約80mA。
周波数コントロールのVC=5Vは、
ADVANTEST TR6150 から5.0900Vで供給。

出力は、C104 で直流カットし、
HP 5334Bのタイムベースへ。

GPS 1PPS を A-chに入れ、10Sで測定。

TCO-6730C2 は、押出法ポリスチレン保温板 (聞いたことない?)
商品名 スタイロフォーム FG の50mm で囲う。

http://www.dowkakoh.co.jp/product/styrofoamfg.html

FG は、スタイロエースIIより、高性能です。








2015/10/02

タイムベース

3種のタイムベースで、
GPS 1PPS を測定しました。

室温は27℃です。

測定間隔は30秒/毎 60回 30分間。ゲートタイムは10Sです。

HP 8657D Signal Generator  平均値= 1. 000 000 012 0 Hz (120)
Option 001
Tempearture 0-55℃ 7×10-9

ANRITSU MT8820A 平均値= 0. 999 999 993 5 Hz (-65)
温度特性:≦±5 × 10-8

TOYOCOM TCO-6730C2  平均値= 1. 000 000 000 3 Hz (3)
Temperature: +-2.5×10-8 ,0℃ to 65℃



TOYOCOM TCO-6730C2 は健闘していると思います。

きちんとケースに入れ、波形整形し、ADJの電圧もきちんと入れれば
基準TBになるずです。

2014/08/20

TCO-6730C2

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2015/03/22 追記
Yahoo! JAPAN ID:picatm様とは、関係ございません。
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OCXO
TOYOCOM TCO-6730C2
の中古を入手しました。

VCは、NCです。

TR5822 の 外部OSC に繋いで
GPS 1PPS を計測。

電流500mAでスタートし、約10分後に180mAで落ち着きました。
ケースは、熱くなっています。

1.0000003 Hz で安定しています。

8/21 追記
VC 5.00V 供給で
1.0000000 Hz で安定しています。