HP 5334B Universal Counter をGP-IB でデータを取得した時、
桁数が増えるという事を試験しました。
http://daikunomokichi.blogspot.jp/2015/08/blog-post_30.html
その追試です。
GPS 1PPS を計測した時、ゲートタイムを1Sより10Sの方が1桁多く取得できました。
EXCEL + VBA は即席なので画面周りがひどいですがご勘弁願います。
測定間隔は、20秒です。
EasyGPIB (木下清美氏)の設定で、タイムアウトは、
5秒から60秒に長くしました。
HP 5334B のタイムベースは、MT8820A の10MHz を使用しています。
(昨日、MT8820A ADJ は、1回と1/4くらい右に回しました。)
GATE TIME 10S → [ 1.00000000 ] でちらつくことなく安定に表示しています。
表3を見ると 11桁表示しています。
最小 0.999 999 9995 Hz
最大 1.000 000 0012 Hz
10MHzだったら -0.005~+0.012Hz になるのでしょうか?
ここまで来ると小生には、未知の領域です。
GATE TIME 1S
GATE TIME 10S 1st
GATE TIME 10S 2nd
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周波数範囲:30~2700 MHz
最大入力レベル:+35 dBm(Main 1)
Main 1入出力
インピーダンス:50 Ω
VSWR:≦1.2(<1.6 GHz)、≦1.25(1.6~2.2 GHz)、≦1.3(>2.2 GHz)
コネクタ:N型
AUX 1出力
インピーダンス:50 Ω
VSWR:≦1.3(SG出力レベル:≦-10 dBm時)
総合 コネクタ:SMA型
基準発振器
周波数:10 MHz
レベル:TTLレベル
起動特性:≦±5 × 10-8(電源投入10分後、24時間動作した後の周波数を基準)
エージングレート:≦±2 × 10-8/day、≦±1 × 10-7/year(電源投入24時間後の周波数を基準)
温度特性:≦±5 × 10-8
コネクタ:BNC型
外部基準入力
周波数:10 MHzまたは13 MHz(±1 ppm)、レベル:≧0 dBm、インピーダンス:50 Ω、コネクタ:BNC型
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09/13 追伸
変化量を再度計測。グラフにしました。
60秒毎 60回 所要時間 1時間 室温24℃
F +9.999999985E-01 Min=-15
F +1.0000000031E+00 Max=+31
60回の平均 Avg=+8
左のHP 5316B(内部TB)表示単位は秒です。
自作のGPS時計 + 外部アンテナ
こんにちは
返信削除最大桁が見えるのもいいですね
ノイズ分は四捨五入すれば良いような
10桁まで1秒で見えれば御の字ですね
私のところの環境では
基準はGPSの10MHZなので全ての機器に採用すればストレスがないです
http://secsuzuki.blog19.fc2.com/blog-entry-1796.html
5370Bは12桁のうち2桁はノイズです
平均値でノイズから信号を見つけられれば良いのですが
コメントありがとうございます。
削除タイムアウトの伸ばすこと、先日は気が付きませんでした。
記憶が正しければADVANTESTは計測値の保持があり、それを読み取る。
だったような・・・。
5334Bにも同様のコマンドがないかを眺めていたのですが見つけることができませんでした。
FN1のコマンド送出後、どのタイミング計測しているのかまたその影響で
誤差が出ているのかなど検証すべき点がありますが、
とりあえず戻り値11桁が見えたので良かったです。
HP5334の記事参考にさせていただきました。GPIBで12桁まで見れるとされていましたが、MATH機能を併用することで画面から12桁を読み出せました。例えば10MHzのソースにしている場合、OFSを-10^6にして、MATH機能をONにして、GATETIMEを7.692秒より長ければ3桁、770×10^-3より長ければ2桁、それ未満で1桁の差分を表示できます。つまり、10桁〜12桁を本体画面から表示できます。少し手間がかかりますが、最後の3桁の100平均を取るとノイズよりも少しは意味のある数字?になるかもしれません。
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