2018/02/11

FRAplusアダプター 第2作目 act.2

FRAplusアダプターの周波数特性を自己で
測定してみたら
内部の配線の回し方でグラフが変化することに気が付いた。
当たり前の事柄なのだが、軽視していた。

1MHz=1,000kHz といえば、TBSラジオが954kHzだから
ほぼほぼ電波なのだ。ケース内の10cm長でもあなどれない。

内部でのOSC系の配線は、OSC(+)とOSC(-)でツイストし、
GNDの2本は、シールド線風に沿わせた。

前回までの相異点をまとめると
a] 内部配線の不適切。平衡を意識し、配線方法を変えた。
b] 校正は、できるだけ短い線で行った。

1] LANケーブル1
ケーブルを5cmほどで切断し、RJ-45 1=4=8,3=5=7結線。
(OSC(+) & GND 不平衡結線)
2] LANケーブル2
ケーブルを5cmほどで切断し、RJ-45 6=4=8,3=5=7結線。
(OSC(+) & OSC(-) 平衡結線)
3] BNC_BAL
BNC2本(OSC(+) & OSC(-) 平衡結線)⇒1本で変換し、CH1&CH2へ入力。
4] BNC_UNBAL(+)
(OSC(+) & GND 不平衡結線)をCH1&CH2へ入力。
5] BNC_UNBAL(-)
(OSC(-) & GND 不平衡結線)をCH1&CH2へ入力。


 1] LANケーブル1
で校正。
左側パネル
RJ-45,CH1,CH2
右側パネル
DC,OSC(+),OSC(-)

1] LANケーブル1
2] LANケーブル2
OSC(+)とOSC(-)でツイストし、
GNDの2本は、シールド線風に沿わせた。
1] LANケーブル1
2] LANケーブル2
3] BNC_BAL
4] BNC_UNBAL(+)
5] BNC_UNBAL(-)

測定結果のグラフ
(不平衡の場合は0dBV、平衡の場合は-6dBV。)


追記
LANケーブル1の40cmを追加試験してみました。
先出グラフと縦軸(ゲイン)スケールは異なりますが、DATAは同じ物です。
(不平衡の場合は0dBV、平衡の場合は-6dBV。)

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