2018/02/08

FRAplusアダプター 第2作目

ARITOさんより前に頒布していただいてた、FRAplusアダプター基板V3.1a で
FRAplusアダプター第2作目を製作しました。

FRAplus と FRAplusアダプターの詳細  
http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/FRAplus/FRAplus_intro.htm
http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/Adapter/FRAplus_Adapter.htm

ARITOさんのオリジナルと異なる点

1] OP AMP AD827JNZ → LT1364CN8
2]保護ダイオード 1SR139-200 → BAT43
3]VR1 200Ω(B) → 100Ω+多回転100Ω
4]R10,R11 56Ω → 51Ω
5]正負5V供給 Analog Discovery → 外部スイチング電源12Vを分圧。(正負6V)

です。この「代打」は間違っているかも知れません。
(今回の変更点は「正しい」と言う根拠はまったくありません。)

プリント配線板を3枚製作しました。
配置や穴あけの位置は、CAD図をおこし、印刷した紙を貼り付けました。
何十年ぶりかで、エッチングを行いました。
溶け具合の程度がわからず、溶かし過ぎや溶け不足など難しいでした。
CNCの方が簡単かも・・・。




ケースはタカチYM-200。
FRAplusアダプター基板V3.1aを利用し、
RJ-45コネクタを取り付けず、線出しし
次のプリント配線板でRJ-45コネクタとBNC2個を
さらに次のプリント配線板でBNC2個を装着しました。

ARITOさんオリジナルのRJ-45コネクタも使用でき、
CH1,CH2,OSC1,OSC2の4個ともBNCを併用できるようにしました。







電源は外部から12Vを分圧して正負6Vを供給しています。
(基盤V31aは、パターンカットしています。)
写真右側の青赤線です。
VR1は、多回転100Ωに変更しました。調整しきれず、100Ω抵抗器をR4側に追加しています。
表示LEDの拡散板は、自家製で3ミリメートル径のアクリル棒で製作しました。
次回にでも造り方をアップします。



ハードウエア平衡出力のレベル調整は、
まず、WeveFormで行いました。
その後、FRAplusでレベル確認をすると微妙にあっていないので
OSC1とOSC2を交互にCH1に入れて測定し、同じレベルにしようとするのですが
半固定VRでは、微調整できず多回転に取り替えたしだいです。
調整後は0.01dbV(1kHz)差まで追い込む事が出来ました。
念のため再度、校正をやり直しました。

追記2
OSC2(-)のグラフは
RJ-45 pin1:pin6 間を測定していますが
本来は、
pin1:pin3の不平衡出力
pin3:pin6の平衡出力の2つを想定していて
OSC2(-)のグラフは、測定そのものに意味がないのではというご指摘を受けました。
(ご指摘の通りです。)

追記3
自己の周波数特性 (不平衡と平衡)

FRAplusアダプターで、自己の周波数特性を測定しました。
OSC2(-)の高域で約4db落ち込んでいますが原因がわかりません。


追記
LT1364CN8で校正した状態でOPAMPを交換し測定してみました。


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