2015/02/26

F特性 Act.1

アンプの周波数特性を測定をやりたくて、その前準備として、
手持ち測定機器の観察を行うことにした。

RC発振器は、KIKUSUI 417B
AC電圧計は、TRIO VT-121
周波数は、ADVANTEST TR5822で読み取る。

製造から20~30年経過しているはずだ。

KIKUSUI 417Bは、周波数読み取りのため[TP6]から50Ωの
同軸ケーブルでTR-5822の[B]入力につなげてある。
(設計者が見たら「ダメよダメダメ」となるはずだが、利便性からこの改造に至った。
良しとする根拠は何もない。)

KIKUSUI 417B 説明書
http://www.kikusui.co.jp/kiku_manuals/NUMERIC/417B_J.pdf

VT-121の説明書は見つけられなかった。
替わりに
http://seyo.info/2015/ibrary/TRIO_vt-150.pdf

ADVANTEST TR5822 説明書
https://www.advantest.com/cs/groups/public/documents/document/mdaw/mday/~edisp/adv006175.pdf
http://seyo.info/2015/ibrary/ADVANTEST_tr582x_op_e.pdf

417Bの出力は、600Ω負荷1.0V ( 0dBV ) で観測。

10Hz -0.2dBV
15Hz -0.1dBV
40Hz 0dBV
60kHz 0dBV
150kHz +0.1dBV
300kHz 0dBV
650kHz -0.1dBV

という結果です。
1目盛 = 0.2dBV を 目視なので おおよそです。

グラフにするほど波を打っていません。
古い機器なのでどれほどの確度が出ているのかまったくわかりませんが
10Hz ~ 650kHz までフラットな信号が出ていて、そのACレベルもキチンと計れている。
という事にします。

なおVT-125は、
12Hz -0.2dBV
45Hz 0dBV
13kHz 0dBV
35kHz -0.2dBV
で思った以上に測定値に違いが出ています。

機器の特性なのか、手持ちVT-125の特性なのか定かではありません。



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