A] Windows XP
B] CONTEC GP-IB(PCI)FL
C] DDK 408JE
D] EasyGPIB 木下清美氏
E] GP-IB
きっかけ
GP-IBに興味を持ったのは、あるウエブログで「歪み率の自動測定」が出来たらな・・・。
つぶやきともとれる意見を聞いたからです。。
以前、YOKOGAWA 7555 + RC-232C で測定データを取り込む事をやった。
Excelのシートで、コマンドボタンを押すとその時点の測定データが取り込まれ、
周波数特性グラフ作成したり、約1秒間隔で測定データし取り込む(ローガー機能)だったり
とグラフ作成に「楽」することができた。
目的は、オーディオアンプの測定結果のグラフ作りである。
オーディオアンプの測定には、
1] オシロスコープ ---> 波形観測
2] 標準信号発生器(ファンクションジェネレータ) ---> 信号の素
3] ACボルトメータ(デジタルマルチメータ) ---> 信号の電圧測定
4] オーディオアナライザー ---> 歪み率の測定、残留雑音、クロストーク特性
が必要になります。
生産ラインで使用するちょっと高額測定器には、GP-IBが付いている。
そして、一番の後押しとなったのは、DDK 408JE-102 が未開封5本1組で、
金3千円送料別でオークションに出品されていたことです。
1台に付き1本、5本あれば十分。即落札しました。
ちなみに通常1本5,000~10,000円で売っています。
C] DDK 408JE-102 を5本手に入れた。
DDK GP-IBケーブル 408JE-102
http://www.ddknet.co.jp/product/rectangular/408je/pdf/408JE_JPN.pdf#search='408JE'
B] 次に物色したのが、GP-IB PCI カード。
中古で良いのですが完動品が最低条件。
メーカーサイトでドライバーとそのインストール方法が公開している点も重要です。
GP-IB National Instruments が多くヒットしていますが、
安価なCONTEC社製GP-IB(PCI)FLを複数枚出品されていたのでこれを選択した。
CONTEC GP-IB(PCI)FL
http://www3.contec.co.jp/B2B/ConIWCatProductPage_B2B.process?Merchant_Id=1&Section_Id=6&pcount=&Product_Id=1150
マニュアル
http://www2.contec.co.jp/dl_data/LYET15/LYET15_130522.pdf
API-GPIB(98/PC) GPIB通信ドライバ
http://www.contec.co.jp/product/device/apipac/
開発環境(フルセット版)をダウンロード。
LZF826GPIB_530F.EXE
GP-IBカードのセットアップ情報(INF)ファイルは、
CONTEC\INF\WDM\GPIB にあります。
接続する測定機器のIDの設定と、GETコマンドの代わりのコマンドを調べる。
GP-IB で接続する測定機器にはIDをダブらないで割り振る。
動作確認は、CONTEC社提供の診断プログラムを使用した。
D] EasyGPIB 木下清美氏 で検索すると、サポートは終了していました。
http://www.activecell.jp/
トランジスタ技術2003年1月号~3月号で連載していたことを発見し、
トランジスタ技術2003年1月号を入手しました。オリジナルのCDは紛失されていて
添付なしだったのですが、
トラ技サイトでダウンロードが出来ます。
http://www.cqpub.co.jp/toragi/download/2003/TR0301E/TR0301E.htm
解凍後、Manual.pdfの見てExeclのVBAに
eg.bas --> EasyGPIB本体のモジュール(各社共通)
egCNTC1.bas --> コンテック社製
をインストールします。
EasyGPIBは、VBやVBAで利用できるモジュールで、シンプルかつ使いやすいコマンド群だ。
A] Windows XPが稼働しているPCを選択。
2003年当時は、Windows2000が主流であり、Win7より相性が良いと思ったからだ。
Excel 2003である。
E] GP-IBは、IEEE_488.2もあるが、*IDN?通らない場合はIEEE_488と勝手に判断した。
手元にある下記の計測機器3台は、コマンド「*IDN?」が通らない。
TR-5822
R6871E
VP-7723A
1/31 追記 手持ちGP-IB測定機器がもう1台ありました。
コマンド「*IDN?」が通った測定機器は、VC-7502です。
リターンしたメッセージは、
HITACHI DENSHI LTD.,VC-7502,0,1.1
です。
↓はウキペディアです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IEEE_488
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