GP-IBで接続されている測定機器と通信するのに
EasyGPIB (木下清美氏) のコマンド群を利用する。
eg.CardOpen
eg.CardCLose
eg.ActiveAddress
eg.AsciiLine (送信時と受信時)
eg.WAITmS
の5つのコマンド(6種類の使い方)で良い。
Excel のコマンドボタンの記述例
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Private Sub CommandButton1_Click()
eg.CardOpen ' カードをオープン
eg.ActiveAddress = 1 ' 測定機 ( R6871E ) のID
eg.AsciiLine = "Z" ' 測定機へ [ Z ] コマンド送信
eg.WAITmS = 5000 ' 5秒待ち
eg.AsciiLine = "F2R0RE5" ' 測定機へ [ F2, R0, RE5 ] コマンド送信
eg.WAITmS = 5000 ' 5秒待ち
eg.AsciiLine = "E" ' 測定機へ [ E ] コマンド送信
Cells(1, 1) = eg.AsciiLine ' 測定値受信後、セルに代入
eg.CardCLose ' カードをクローズ
End Sub
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測定機器によっては [ E ] コマンド送信の行を削除しても動作する。
下の周波数測定の方法は、 信号発生器 KIKUSUI 417B が、手回しのアナログ式なので
カウンタで周波数を読み取りながら、[コマンドボタン]を押して測定値を拾う。
信号発生器がGP-IB 等のインターフェースがあればExcel からコントロール出来るので
さらに「楽」チンになる。
測定値受信をしたとき、ASCII で受信しているのだが、
TR5822の場合、NULLが含まれていたみたいだ。
制御コードを取り除くルーチンを通してから利用することにした。
また、値が指数表示形式で場合で桁数や表示形式が多少変化しても
その値が読み取れる工夫をした。
また、周波数読み取りの場合、仮数部2桁を有効とした。
不必要と思われるVT-125の役割は2つある。
1点目
417B 50kHz~は、レンジの切り替え無しで660kHzまで行けます。
ダイヤルを手で回し、擬似スイープを発生させ、アナログメーターで監視すると
ピークやデップが発見しやすくなる。
2点目
TR5822は、入力電圧25mVrms以上が必要になる。
VT-125の背面にあるAC OUTPUTでゲイン不足を補う事ができる。
02/01 追記
D.M.M.とAC VOLTMETERを同時に継ないだ場合の測定値と、
D.M.M.を単独で継ないだ場合の測定値に
誤差が生じていました。
今回の測定は、その差を無視しています。
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