2015/02/13

HP 3478A Multimeter

ジャンクのD.M.M.を購入した。
ヒューレット・パッカード社の3478A 5桁1/2

シリアル番は、*2911A61##8*である。
29は、1989年。11は、11週。Aアメリカ製。と解説を見つけたが、?である。
このタイプは、ソフトウエアで校正のパラメータを保持してるらしい。
そしてメモリのバックアップ電池がなくなった場合、再度校正(調整を含む)をしないと
D.M.M.は、使えなくなるらしい。

YouTube で「HP3478A Battery Replacement」検索すると置換成功者が出てくる。
メモリに3.0Vを流しいる状態で、バックアップ電池を交換している。
難易度は、高い。

[PRINTED IN CANADA]というシールと120V仕様から北米向けらしい。

取り扱い説明書は、keysight.com サイトにあります。

http://www.keysight.com/main/techSupport.jspx?pid=3478A:epsg:pro&pageMode=MN&lc=jpn&cc=JP

OM 03478-90405 オペレーターズマニアル 日本語版
OM 03478-90005 オペレーターズマニアル
SM 03478-90008 サービスマニアル
OM 03478-90009 オペレーターズマニアル Edition 2

3] 後面
の通り120V端子に接続されていました。
電源の選択を100V端子に変更しました。
(輸入測定器120V仕様は、電圧変更なく100Vでも使用可という掲示板コメントも有り。
DC 4.096V 測定を変更前後で行いましたが大きな違いはありませんでした。)
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サービスマニアル 2-2 に記載有り。
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b. Locate the Line Select wire ( gray ) and the line terminals.
The Line and the terminals arc located between the 3478A's
power transformer and rear panel.
c. Refer to Figure 2-2 and connect the gray wire to
the line terminal corresponding to the desired input line voltage.
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参照図は、
Figure 2-2. Line Select Jumper
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4] 電源電圧の選択
を見ていただくとわかります。
灰色の線の付け根に( gray ) の表示あり。
[120V]に繋がっています。
ラジオペンチで軽くつかみ引き抜く。
引き抜いた線を指でつかみ、半分以上をめあすに[100V]に差します。
後は、爪先でできる限り押し込み、仕上げにラジオペンチで軽くつかみ押します。
目視で完全に刺さったのを確認。
(最初からラジオペンチで掴んで押し込むと端子が変形する恐れがあり、
よって押し込み時は、最後の使用のみ。)
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後面のある電源ヒューズ0.25A250Vを確認します。
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後面 の「マーク」をベンゼンで拭き取り、
●100V  ○120V
に書き換えました。
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難易度が高いため
バックアップの電池は、交換しません。
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1] 正面の写真
2] 内部の写真
2-2] 内部の位置関係
3] 後面
4] 電源電圧の選択
5] リチュウム電池
パナソニックBR-2/3A E2P (3本爪)らしい。
10uAで10~15年?
↓販売店
http://www.mimatsu.co.jp/cntnts/htm/battery/panasonic.html
6] メモリ
NEC uPD501L-1 らしい。 
VCCDR 2.0V  ICCDR 10uA
↓DATA SHEET
http://www.datasheet4u.com/pdf/622838/NEC/D5101L.html


1] 正面

2] 内部

2-2] 内部の位置関係

3] 後面

4] 電源電圧の選択

5] リチュウム電池

6] メモリ
09-9039
USA MADE
シールから
1990年10月頃の製造?

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