2015/05/24

ADVANTEST TR6150 その6

ADVANTEST TR6150 で基準となる電圧出力が可能となったので
HP 3478A 3号機を校生・調整した。
3時間後、1分毎の360回(6時間)測定を行った。
TR6150は通電24時間以上、各DMMは通電48時間以上とした。
開始は9時。測定した部屋は、南西に向いているので、だんだん室温が
上昇していく。

開始9時約21℃。終了15時約29℃だった。
R6871E は、2Vレンジ6.5桁。
3478A(DMM-L)2号機は、3Vレンジ5.5桁。
3478A(DMM-R)3号機は、3Vレンジ5.5桁。
3478A(DMM-C)1号機は、熱電対を2W抵抗測定し、開始時を
2,000,000ポイントとし、温度上昇に伴い減少する設定にした。
変化の率は、3号機と比較しやすい係数にした。

R6871E と 3478A(DMM-L)2号機は、平衡移動した関係。
調整・校生すれば、測定値は、ほぼ同じになるはず。

3号機は温度上昇に伴い、測定値は反比例して減少した。
熱電対の変化と連動しているかのようだ。

何かがおかしい。が何かは特定できない。廃棄処分または改造実験体に
するしかないのか?

「趣味の世界」さんのブログに
http://bal4u.dip.jp/hobby/archives/241
米National Semiconductor製精密基準電圧源 LM399Hを使用した
基準電圧発生装置の制作例があった。

約7V出力 と外観から [ U461 ]と似ている。

置換してみる価値がありそう?・・・。


1号機の内部写真
基盤REV.F(3号機と同じ)
左下の白い丸が[ U461 ]です。

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