基準電圧出力装置と電圧計の関係をグラフにしてみた。
温度は、ナショナルセミコンダクタ 高精度IC温度センサ LM60BIZ を
HP 3478A の3号機で測定。参考にアナログ温度計、デジタル温度計、Fluke 179で室温を見た。
変化量は、ほぼ同じだったので、温度センサの測定値をそのまま採用した。
スタートが3,000,000になる様にセットした。
ADVANTEST TR6150 と R6871Eは、24時間通電後からの測定開始。
3,000,040μV~3,000,050μVで推移し、時々30μVと60μVに行くという素晴らしい結果となった。
HP 3478Aの1号機2号機は、電源投入15分後には安定し、
その後測定値はR6871Eとほぼ平行に推移した。
これまた素晴らしい結果となった。
HP 3478Aの3号機は、これまでの経緯から性能がイマイチだったので、温度計に格下げ、
急遽ADVANTEST R6552 を代打に変えた。
ADVANTEST R6552は、2日前12時間通電後、室温23度だったので
校生・調整を行い、R6871Eと測定値を揃えておいた。
グラフから、安定するのに110分要し、
その後20~40μV上の位置で平行移動する結果となった。
25度の室温のせいなのかな・・・。
R6552も素晴らしい結果だとは思うが、2台のHPには僅差で負けている。
3号機の処遇が悩むところだ。
R6552については、あらためてレポートする予定だ。