HP 3478A Multimeter の 3号機です。
1号機とほぼ同時期の製造みたいだ。
ソースは、KIKUSUI PMC18-3 から無負荷で3.0Vを出力。
(直流電圧電流発生器が欲しい)
ADVANTEST R6871E ===> 24時間以上通電(20Vレンジ)
Panasonic VP-7723A ===> おまけです。(ハンドヘルドのDMMだとこんな感じ)
Hewlett-Packard 3478A 1st
Hewlett-Packard 3478A 2nd
DMM5台で、ほぼ同時計測した。
残念ながら
3号機は時間と共に計測値が減少していく。
通電したから3時間経過して、各DMMの表示が安定してきた。
他の3台(VP-7723Aを除く)は、5桁1/2表示で、1~3デジットの誤差で収まっている。
素晴らしい。
3号機はDCV 3V レンジのみであるが、サービスマニアルを見ながら
校生・調整を行った。
全部「ジャン測」なので、どのDMMも基準にするには無理があるが、発売当時の性能表からR6871E
がスペック的に頭一つ抜け出ているので、それを基準とした。
簡単に、言ったら「ほぼ同じ」の測定値になれば良いのだ。
3台の3478Aは電源を切りクールダウン。18時間後、
室温の影響を受けにくい[18:30]から電源投入。
投入直後から測定スタート。
測定は3台ほぼ同時に1分間隔、6時間の経過と測定値の変化グラフを作った。
テスタリードは中古のほぼ同じ物を使用。
基準とした ADVANTEST R6871E の折れ線が他の2台に隠れて見えない。
3号機以外は、すばらしい結果となった。
360分の予定が、330分でPCが停止してしまった。
5/17 追記
EXCEL VBA で TIMER関数を利用していたが、
「午前0時から経過した秒数を表す単精度浮動小数点数型の値を返します。」
ということで、0時になると計測プログラムが停止するという致命的間違いをしていました。
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